■CCA値
CCA値は、新品バッテリーが持つ固有の「性能基準値」です。(-18℃で放電30秒後の最終電圧が7.2Vになる放電電流値)
欧米ブランドのほとんどの鉛バッテリーには、基準CCA値がプリントされています。(EN DIN SAE等で表記があります)
■CCAテスター(当社が使用しているのはMIDTRONICS製)
CCAテスターは、主にアメリカで主流のバッテリーテスターです。
電極板上にサルフェーションが増殖していくと、バッテリーの内部抵抗が上昇していきます。これは、サルフェーションは電気を通さないため、電気の流れが悪くなるためです。コンダクタンス(Conductance)から導かれるCCA値を測定することにより、正確なバッテリーコンディションが判定できます。
■CCA値について
延命機装着後、バッテリーの測定CCA値が基準値の約7割以上であれば、徐々に上昇していく場合があります。また、ほぼ横ばいで推移する場合もあります。これは、電極板そのものの劣化、老化状態により左右されます。
バッテリーの診断基準
1.CCA値 ・・・ 基準値の7割以上の値
2.比重値 ・・・ 1.26以上
(新品バッテリーは20度で1.28です)
3.電 圧 ・・・ 12.60V前後(12Vバッテリーの場合)
以上の条件を満たしていればおおむね正常範囲です。
厳密には、充電後(走行後)、2〜3時間経過後に測定を行うと正確な値が得られます。
もしくはヘッドライトを30秒くらい点灯した後に計測が正確な値に近くなります。
※バッテリー延命機装着後、比重値は比較的短期間で回復します。一方、CCA値の上昇まで一定月数が必要な場合があります。また、ほぼ横ばいで推移する場合もあります。電極の傷みがひどい場合はその限りではありません。またオルタネーター、レギュレーターの故障な場合は回復は出来ません。
■CCA値とバッテリー容量(Ah)の関係
同じ表記の(例 75D−23)バッテリーでもCCA値の大きなものは機動力が非常に高く力強いバッテリーです、単純にAhの値が大きいだけでは容量が大きいというわけではありません。
■バッテリー寿命の定義
バッテリーは、使用年数等により定期的に交換される物でした。バッテリー劣化の要因は2つです。
1. サルフェーション
2. 電極板の物理的劣化、故障等
サルフェーションが電極板そのものを劣化させる「引き金」になる場合もあるようです。常時、バッテリー延命機でサルフェーションを微粒子分解すれば、電極板は良好状態をキープすることができます。よって、バッテリー寿命は電極板等の物理的な耐久性までとなります。
メーカーの基準は設計上10年耐久で設計されていると聞きますが、実際は2年一度の交換をディーラーさんは推奨されているお話を伺います。 |